借金完済日記

借金完済への様々なことを、備忘録として綴っていこうと思います。

さかのぼれば

ずっとずっと小さい頃から、
【お金の管理】が苦手でした。

もちろん、計算も出来るし、買い物も出来ます。

でも、計画的にお金を使う。ということが、
致命的に苦手でした。

ちゃんとしなきゃ。
お小遣い帳もつけよう。
この性分を直さなきゃ。
このだらしなさをなんとかしなきゃ。
節約も頑張ってやらなきゃ。

必死でした。

ムダにプライドが高く、
「出来ません」が死んでも言えなかった。

頑張れば出来る。
絶対に出来る。

必死に、出来ないことを隠してきました。
涼しい顔をして、
なにごとも、そつなくこなしている
フリをしてきました。


1度、結婚をしました。


出来ないことがバレてはいけない。
出来ないことがバレたら愛されない。
良い妻にならなきゃ。
頑張らなきゃ。


いつも、自分の不甲斐なさがバレないように、
必死でした。


でも、家計を管理出来ず…


それなりに恵まれた収入が、
夫にはありました。
私の主婦ぶりに、夫から、
文句を言われたことはありませんでした。


それでも、貯金が出来ずにいたので、
結婚生活の最後の3年くらいは、
夫が家計を管理していました。


真面目な夫が恋をして、
浮気じゃないんだなぁ…本気なんだなぁ…
と思って、離婚しました。


夫は、子どもが20歳になるまで、
養育費を、きちんと払ってくれました。


母子家庭になり、仕事を始めました。


私は、生活の質を下げることが、
出来ませんでした。


離婚したのは、親の勝手だ。
子どもに、貧しさを味合わせたくない。


父親がいた時と同じような生活を、
子どもにさせたい。


このあたりから、
少しずつ、感覚がズレてきたんだと思います。


それでも、ギリギリながらも、
生活を成り立たせてきました。


でも、そんな生活は続きませんでした。


私にも、弱さがありました。


強い気持ちで生きられないこともあり、
借金を少しずつ作っていきました。




全ては、
私の見栄とプライドと甘えからだと思います。


子どもが高校を卒業して、進学する時に、
大きな借金をしました。


私が借金をすれば、それで済むんだ。
万事がそれで解決するんだ。


そう思っていた私は、
狂っていたんだと思います。




続く。