借金完済日記

借金完済への様々なことを、備忘録として綴っていこうと思います。

お金を払う→怖い

例えば、スーパーでの買い物でも、
代引き荷物の受け取りでも、
なんでもですが。



私は、何かを支払う時に、
出てくる感情は、
【怖い】でした。



たまに【ウキウキありがとう】も、
ありますが、
それは滅多にないことで。


「あ…これ払って、今月大丈夫かな…」
と、一瞬ですが、胃がキューっとなりました。


それだけ、借金の不安に支配される。
ということは、すごいことなんだなぁ…
と、思います。


正直、今でも、「大丈夫かな…」
と思うことはあります。


でも、ノートに書き出して、
自分は払えてきてた人なんだ。と、
目で確認出来たのは、
すごい効果でした。


「私は、払える人なんだなぁ…ありがとう」
と、素直に思えます。



あと、母親から30万円借りた時に、
すぐに債権元に振り込まないで、
一旦、引き出しました。



そして、自分の財布に入れてみました。


それは、「常に30万円が入っていて、
見るだけで安心出来てニヤニヤしてくる」
というのは、どんなかんじなんだろう…
と、思ったからです。



もちろん、これを貯めてきた、
母親の想いとかは、ヒシヒシと感じましたし、
本当にありがたかったです。



ただ、その時、思ったことが、2つありました。


1つは、
自分の財布に30万円入っていても、
ドキドキしたり、違和感を感じたりしないな…
ってことです。


実際に目で見たときに、
このくらいあっても良いなぁ。というよりは、
このくらいあるのが普通。
みたいな感覚でした。



それは、30年以上前に、OLさんをしてて、
ボーナスの時には、そのくらいの額が、
入っていたので、
違和感がなかったのかもしれません。


ここ何年かは、
いつもいつも支払いのことを考えていて、
万札が入っていたら、
「ん?何か支払いを忘れていないか?」と、
不安になり、
札が入っていないと、逆に落ち着きました。


人間の感覚というか、感情って、
いろんな意味ですごいものだなぁ…
と思いました。


そして、もう1つ、感じたのは、
私は、たったこれだけのお金で、
死にたいと思ったり、
失禁したりしていたのだなぁ…
ということです。


【たったこれだけのお金】というのは、
母やお金に感謝がない、ということではなく、
自己破産や、借金苦での自殺とか、
何千万とかのイメージがあって。



私は、30万円という、この額で、
いろんな感情を味わっていたのだなぁ…
と、思いました。


お金って、不思議だなと。


100円たりなくても、携帯が止まります。


100万円たりなくても、人生が止まります。


お金の価値って、不思議だなと思いました。


100円だから、無駄遣いしても良くて、
10000円だと、無駄遣いしたらダメで、
ということではなく、
例え、1円でも、
自分が納得したものに使って、
「ありがとう」と、送り出すものなんだな…
と思いました。


今までは、お給料が入ったら、
引き出すことなく、
口座から振り込みをして、
支払っていました。



これからは、一旦引き出して、
財布に入れて、
見つめてみようと思います。


【ある】
【払える】
【大丈夫なんだ】
を、自分の中の当たり前のイメージに
していくことにしました。


ノートに書き出してみて、
自分が少しずつでも、払えていたことに
気付けたこと。


払える。ということは、
一旦、私の元にお金が来ている。ということ。


言ってしまえば、当たり前なんですが、
これを、視覚で確認したことは、
私の中で、大きなものでした。





続く。