借金完済日記

借金完済への様々なことを、備忘録として綴っていこうと思います。

借金のメリット

【借金】をした自分を責める。

ということが少なくなり、

「ずいぶんと自分を許してあげてるな…」

と、思っていた今日この頃。

 

 

で。

【目の前の現実は、自分にとって、なんらかのメリットがあるから、自分で、その現実を作っている】

というのは、

心理学界隈で、よく言われていること。

 

 

ならば、

私にとっての、【借金のメリット】って、

なんだろう…

と、思いました。

 

 

私は、サクセスストーリーが好きすぎて、

ここから、這い上がっていく自分。に、

酔いたくて、

今の現実を見ているのかなー。

と、思っていました。

 

 

それもあると思います。

 

 

でも。

それ以上に、潜在意識にあるものに、

気が付きました。

 

 

私は、息子を手離したくなかったのです。

 

 

今、息子に生活面を支えてもらって、

私の収入で借金を返済しています。

息子ありきなわけです。

 

 

「息子は、一人暮らしを希望している。

もちろん、私も、その方が良いと思うから、

借金の目処がついたら、

自立してもらおう」

 

「息子には、奨学金の借金があるから、

それが、ある程度目処がついたら、

一人暮らしの準備だなー」

 

そう思っていたのです。

 

 

それは、私の【顕在意識】でした。

つまり、表面に表れている意識。

 

 

でも、自分でも気付かない、

心の奥深くにある潜在意識では、

本当は、私…

息子を手離したくなかったんだ…

と、ぼんやりと思いました。

 

 

いつまでも、息子に、

私は、必要とされたかったんだ…

 

 

必要とされることで、

自分の存在価値を見ていたんだな。

 

 

そこで、承認欲求を、

満たしていたんだな。

 

 

承認欲求は、悪いことじゃない。

人間、誰にでもあるものだから。

 

 

ただ、私は、息子を、

【手のかかる子ども】にしたり、

【問題を抱えている人】にしたり、

そういう現実を見ながら、

自分の存在意義を見付けていたんだな。

 

 

そんなことを、ふと思いました。

 

 

で、心理学的には、

そこを掘り下げていくと、

また、いろいろあるのですが、

もう、掘り下げるのを、

やめようと思いました。

 

 

私は、そう思った。

以上。

 

 

自分の内側から出てくる感情や発想は、

オールオッケー。

 

 

気付いたからと言って、

無理やり「変えなきゃ!変わらなきゃ!」

とかも、なく。

「ふーん、そうなんだー」

で、終わり。

 

 

「それは、本当に私の好みなのかな?」

という問いかけは、

自分にするけども、

無理やり、なんとかしよう。とは、

思わない。

 

 

そっかー。

そうだったんだなー。

と、知っただけ。

 

 

そして、目の前の借金を、

淡々と返済していくだけ。