子どもに話しました

自分の借金のことを、
子どもに話しました。

「あなたのお給料で、生計を立てさせてほしい。
私のお給料は、全て返済に充てたいの。
お願いします」

と、頭を下げました。

「もっと早く言ってくれれば良かったのに。
そしたら、高校卒業する時にも、
別の道を考えたよー」
と、言われました。

「お金を理由に、あなたに、やりたいことを
我慢させたくなかったの…」
と、言いました。

「今、正社員で、結構ハードなシフトだから、
バイトとかは厳しいんだけど、大丈夫？」
と、聞かれました。

「家を出るのは、１年先くらいかな？
貯金無しで出るわけにいかないから、
２年先かなー」
と、自分の未来を見ながら、笑っていました。

長年、自分責めをしてきたから、
そのクセが顔を出します。

「親らしいことが、全然出来ていない…」

それでも。

これからだ。

まずは、自分を整えて、それからだ。

絶対に、あきらめない。

そう思いました。

「たら、れば、言っても仕方ない。
全ては、これからだな。頑張ろう」
と、言われて、泣きました。

続く。