スタート地点

家賃、光熱費、携帯代、日用品代、
食費、交通費などなど…

生きる上での必要経費。

とにかく書き出しました。

そして、毎月の返済金も書き出しました。

毎月の収入も書き出しました。

そして、債権元に、
今現在の残高を確認しました。

あれ…？？？

債権残高が減ってる…

払ってきたから、当たり前なんですが。

70万円だと思っていた債権残高が、
50万円になっていたり、
80万円だと思っていた債権残高が、
50万円になっていたり、
30万円だと思っていた債権残高が、
20万円になっていたり。

あれ…？？？私…払えている…
確実に減っている…

そう思いました。

私は、それすらも、
見えていなかったんです。

怖い…
怖い…
怖い…
と、毎月、怯えていて…
失禁するほど、怯えていて…
返せている自分のことも、
見えていませんでした。

そして、債権元に、聞いてみました。

「毎月の返済金額ですが、ギリギリ最低限、
いくらお支払いしたら良いでしょうか？」

その金額は、
私が毎月支払っていた額の半分でした。

もちろん、その分、利息はつくし、
完済するのは、遅くなります。

でも、優先順位は、
まずは、生きていくこと。

今は、家賃、光熱費、携帯代の支払いも、
ままならない状態が続いています。

国保も未納です。

税金も滞納しています。

まずは、生活していけるようにしよう。

債権元には、最低限を支払って、
まずは、生活を成り立たせよう。

そう思いました。

12月期限の30万円は、
母親から借りました。

次に期限があるのは、２月末。
70万円…

それを返したら、最大の山場を越えられる。

絶対に返す。

返せる。

落ち着いて。

私は、私を守るために、何が出来るか。

働こう。

落ち着いて。堅実に働こう。

夜勤先の施設長に連絡をしました。

続く。